2015年5月21日木曜日

1年目の悲劇

 新しくロードバイクを購入してから自転車仲間と出会って、一緒に温泉に行ったり、レースに出てみたりと、自転車ライフを満喫している中で悲劇は起こりました。

 冬場になるとどうしても乗る頻度というのは落ちるのですが、インターネットから新しいレース情報を仕入れて、それに出ようと決めました。

 名前は「パナソニック ヒルクライムレース」※現在の伊吹山ヒルクライムレースです。
 出ると決めたからにはトレーニングが必要です。
 レースは、4月で会場は関ヶ原町にある伊吹山ドライブウェイという車専用道路なんですけれども、冬場は雪のためにドライブウェイも閉めており、春になるとまた営業を開始するという場所を車用に開ける前日に行うというものでした。

 今ではヒルクライムレースは年々増加しています。人気の一つは危なくないところでしょうか。坂を登るのにスピードは出ないので必然的に落車の危険性や相手とぶつかってけがをするという危険性も低いところから人気が出ています。

 話は少しそれましたが、このヒルクライムレースに出るために練習をしようという話で、友人(この友人は出ないのですが、練習に誘ってくれました)と一緒に近所の通称「ぶどう坂」へ。
 季節はまだ寒い2月でした。
 
 ぶどう坂をご存知の方ならわかると思うのですが、登り口からきつい勾配があるところで、それをくぐり抜け、勾配が緩くなってきたところで本当は頑張りどころなのですが、頑張れずに終始友人にペースを持って行かれました。
 そして、大体の人がゴール地点に定めている関西電力の変電所前につくと、しばしの休憩後、下ることに。

 私自身にとって下り斜面は苦手とするパートです。多分高所恐怖症も相まって、見晴らしの良い場所等は結構すくんでしまうたちなので、ぶどう坂の下りはかなりの苦手意識を持っていましたので、気合を入れて慎重に下って行きました。

 かなりブレーキをかけながらの慎重さで下っていったのですが、徐々に寒さが身にしみるようになり…下っている途中でブレーキをしている手が聞かなくなってくる感触を覚えながら…一つは間一髪で曲がることが出来ましたが、次の曲がり角では曲がりきれない…というところで覚悟してガードレールに突入していったのです。

 ぶつかった瞬間、身体がガードレールを飛び越え、壁面にぶつかるような…というところで気がつけば病院でした。

 本当に友人と一緒に行ってよかったなと思います。
 救急車を読んでもらって、私の両親にも電話をしてもらっていたようです。

 この時の嫌な感触は未だに自分の中で未消化でして、ぶどう坂は誘われてもなかなか億劫になる場所です。

 さて、肝心の自転車はどうなったのかといいますと、ヘッドの部分が曲がって使い物にならなくなりました。

 幸い、身体は自転車がほとんどの衝撃部分を吸収してくれたのかかすり傷程度で済み、当日には退院して、バイクの回収なども行いました。


 さて、レースを控えて自転車が使い物にならなくなってしまいました。どうしましょう?


 次回に話を持ち越します!

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