2015年6月16日火曜日

自分的アワーレコード 目標編

 アワーレコードというのをご存知でしょうか?
 1時間にどれくらい長く走れるのか…?という1時間の走行距離を競う競技なんですけれども、通常ですと、屋内のバンク(競輪場のような傾斜が付いた競技場)を専用の自転車で走るという競技です。

最近では、2000年に定められた基準が去年緩和され、色々なプロ選手が挑戦するようになり、盛り上がってきた競技の一つです。

 つい先日、イギリスのブラッドレーウィギンス選手が記録更新をしました。
 この選手が挑戦する意向を示した後、ウェアで応援しているRaphaがこの挑戦へのオマージュとしてストラバを通じてマイアワーレコードに挑戦しようというキャンペーンが開催されました。

 自分はRaphaストアがイベントとして開催した所に参加してきました。

 今回は、周回コースをどういった指標で走りきったのかを書いてみたいと思います。

 手始めにコースですが、舞洲の公道を四角くコースに見立ててそこを走りました。
 コースの序盤に登りがあり、登り切った所で下り始め、下りきってから平坦部分を2度曲がって、また少しすると、登り始めるというコース
 周回で2キロだそうで、大体15周回すると時速30キロ程度になるというように聞いてからマイアワーレコードに挑戦。

 自分の弱い性格もあり、誰かが前にいる状態を作りたかったので、誰かが走り始めてから自分もスタート。

 序盤(1,2周回目)はまだまだ元気だったのですが、公道ということもあり、途中でタクシーに道を譲ったり、バスが道を塞いで前に出れなかったりという事が続いて、前に見えていた人を完全に見失う事に。
 2周回目までは車に邪魔された分、ペースを少しあげようと3~5周回目辺りまではペースを少し上げ気味で(特に下り基調のところでは重いギアをがんがんに踏んで)回ってみました。

 でも中々出会わない…と感じましたので、そこからペースを少し落としタンタンと踏むようにペースを少し落としてからの2周回目辺り(7周回目辺り?)で後輪ランプを登り基調の所で発見。

 ここで少しうれしくなりペースを上げた所、直ぐに追い付く事となり人を確認すると、自分の後ろを走っていた人だと確認して、自分の前に走っていた人ではない事に多少がっかり感を感じながら、頭のなかでは「どこを走ってるの?」ということばかり頭のなかでグルグル回りながら、周回を重ねていくことに。

 いつか追いつけるだろうと思いながらも、自分ペースで走って行くとまた後輪のランプが視界に。
 周回を重ねていく中でもう一度同じ人に相まみえる事になったのですが、その人曰く「あと10分くらいで修了ですかね~?」とのことだったので、ここで「頑張って追いつかなければ!」という気持ちが一層強くなりました。

 遅れを少しでも取り戻したい!
 この気持ちで走ることにしたのですが、中々このハードルが高いものでした。
 周回を重ねても全く会えるような気配が見えてこない…。身体もかなり限界に近づいていて、登り基調の頂上までたどり着くと最初の頃は(時速)30キロ以上で走れていたのですが、終盤は30キロを切るようなペースでしか走れず…と。
 最後はかなり苦戦を強いられて、もうかなり限界に近づいてきた所で、「もういいや!サイクリングペースにする!」と自分に言い聞かせる有り様(汗)
 結局そのサイクリングペースで1周回した所で終了となりました。

 よくよく後で聞いた所、その追いかけていた人はずっと自分の後ろを走っていたとのことで…「そりゃ~追いつかんわね」なんて感じたものです。

 終わった後の身体は、まずハムストリングスが痛くて仕方がなかったですね。
 でも、そこから帰る際には最初は苦しみましたが、徐々に筋肉の疲労感もとれていったので、クーリングの大切さも改めて感じました。
 普段余り頑張っていないのが見事に表出したんですけれど (最後まで頑張れないところとか…)、ある種の達成感はそれなりに体感できたのは自分の中でも大きな収穫だったと思います。
 本当は、今後もこのチャレンジを続けていくと体力もまた養われていくのかもしれませんが、ちょっとそこまでは自分向きではないかな?なんて感じたりもします。 

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