2017年5月20日土曜日

自転車のインプレ サーベロR3

 自転車のインプレシリーズも中々回を重ねてきました。
 今回はサーベロのインプレを書いていこうと思います。

 私自身最初にサーベロを見たのは、サーベロのSoloistというモデルでした。
 今では懐かしいモデルなんですけれども、当時はエアロ形状が斬新なイメージがありました。

 今回試乗したのはコチラ



 まずは、重さから 持ってみた印象は、「ん?これってどうなの?」と感じられるような一瞬軽いバイクというイメージよりは、普通のバイクかなぁ?なんて感じました。

 ただ、漕いでみるとイメージが全く変わりました。
 不思議なんですけれども、走り出すと軽快感があり、軽さも充分に感じられるバイクなので、何となく持った感じと違うので不思議な感じが…。
 そんな不思議な魅力があるバイクでした。

 扱いもし易い印象が強くて、持った時は「ん?」なんて思いましたけれども、漕ぎ出しからのイメージは全く違って、重さ、操作性などは快適そのもの。

 自転車ブランドの中ではまだどちらかというと新興企業に入る方だと思うんですけれども、結構斬新なアイデアを自転車に盛り込んでいく…という姿勢を感じています。

 あとは、サーベロテストチームのイメージがすごく強く、コロンビアハイロードから続いた数年は、結構好きなプロチームでしたね。
 少し話が逸れましたが、その頃からサーベロを知って、ずっと気になっていた、そんなブランドイメージですw

自転車のインプレ ヨネックス カーボネックス(ストレートフォーク)

 今回もサイクルモード大阪で乗った自転車のインプレを書いていきたいと思います。
 今回ご紹介するのは、ヨネックスのカーボネックスモデルです。

 ヨネックスと言えば、テニスラケットが有名ですが、そのラケットで培われたカーボンの成形技術などを応用して自転車を販売する…といった事を新規参入の際に聞いたように思います。

 今回は、ロングライドなどを楽しむようなモデル、カーボネックスモデルに試乗してきました。
 会場では、ストレートフォークかベントフォークか どちらかが選べたのですが、何となくストレートフォークで乗ってみることに。



 まずは、デュラエースのコンポが付いた状態で軽く持ってみた印象ですが、特段に軽いというわけではないのですが、重いわけでもなく、これぐらいだろうという適正な重さのように思います。
 そして、乗ってみてからの漕ぎ出し ですが、この一つ前は前回紹介したC60なので、それを比べると少し劣るようなイメージですかね。なんというか、一拍置いてから進み出すような感じでしょうか。
 それでも充分ダイレクトに意志が伝わっているんですけれども。

 そこからアップダウンのあるコースへと進んでいきます。
 ロングライドモデルということで、とにかく脚には優しい踏み心地といえばいいんでしょうか。
 地面からのダイレクト感は少ないように感じるんですけれども、情報は確実に拾えますが、衝撃などはうまく吸収してくれているように感じます。
 ただ、その分先程書いたように、一拍置いてから…というようなリズム感になりますね。
 乗っていて疲れにくいのはまさにロングライドモデルといえると思います。

 ただもし、レースで勝てるバイク?と聞かれると、充分戦えるスペックは持ち合わせていると思うので、後は使い方ですね。

 今回はヨネックスのカーボネックスをご紹介しました。

自転車のインプレ ゴキソのハブ

 大阪のサイクルモードでのインプレを続けて書いていきたいと思います。

 有名なGOKISO(ゴキソ)ですが、中々試す機会が無くて今回初めて試乗する機会に恵まれました。
 今回のアッセンブルは、同じ日に試乗していたヨネックスのカーボネックスフレーム。



 ホイールデカールもフレームカラーに合わせたGOKISOと入れてあり、フレームとの一体感もありかっこよかったです。

 さて、早速インプレです。
 漕ぎ出しは普通のホイールと余り変わらない印象なんですけれども、脚を止めてからの感覚は全くの別物でした。
 進む距離が殆ど止まること無く、どこまでも進んでいくような感じですね。
 そして、脚を止めるとよく聞こえるラチェットの音(例えば、フルクラムのレーシングゼロやクリスキングのラチェット音が結構特徴的に思っているんですけれども)、これが殆ど聞こえないという所。

 余り重力を受けずに、ハブだけ空中に浮いてるような そんな印象を強烈に植え付けてくれたハブでした。
 HPを見ると、受注生産品であるとの事で、たしかに量産品と違う印象を強く持ちました。

 高級品ではありますけれども、ドイツのライトウェイトと同じく、長く使える一品だと思いました。(多分w)

自転車のインプレ マッキサイクルズ(macchi cycles)

 大阪のサイクルモードでのインプレ 今回はマッキサイクルズさんの自転車について触れていきたいと思います。
 今回参加するまでマッキサイクルズさんは知りませんでした。
 きっかけは、今回出店している中に、琵琶湖のサイクリングを紹介するブースが出ており、そこでマッキサイクルズさんの自転車を貸出しているので、早速借りてみることに。

 借りれた自転車はコチラ



 実物はとてもキレイなクロモリのフレーム。
 クロモリに乗るのは実に久しぶりで、最初に購入したアンカーのクロモリ以降、アルミやカーボンに乗って、クロモリからは離れていました。

 さて、早速のインプレです。
 重量は、さすがテッチンフレームなので、カーボンとは比べることが出来ないほどに重いですw
 漕ぎ出しも、一拍置いてから進み始めるのでそれなりの重量感を感じます。ただ、走っているときの感覚はまさにラグジュアリーの一言!
 路面情報を伝えてはくれていますが、余計な凹凸感は全く感じさせてくれず、かなり快適な乗車ライフを提供してくれる1台。

 サイズは自分にとっては少し大きめだったので、操作性を確かめるには少しアレでしたけれども、今回サイクルモードで乗った中ではトップランクに欲しいと感じる1台でした。

自転車インプレッション BOMAヴァイドプロ

 サイクルモードで乗ってきた自転車のインプレが続きます。

 今回はBOMAのヴァイドプロです。



 BOMAと聞くと、どっちかというとホイールの製造販売をしているようなイメージなんですけれども、HPを見る限りでは、フレームもいろいろな種類を出していることを知りました。

   あと、日本の企業だということも知ったのもつい最近のことです。
 ちなみにBOMAというこの文字の書体やデザインが結構自分的には好きな部類ですw

 今回は、ヴァイドプロというフレームモデルを試乗してみました。
 写真で見る通り、かなりマッシブな作りです。また、聞いた所、那須ブラーゼンのレース機材として供給しているモデルだとも教えてくれました。
 見たときの最初のインプレはチェーンステーのゴツさですね。かなり剛性感に振っているバイクと見た目からも伝わってくるバイクです。

 まずはお馴染み、持ったときの重量感ですが、軽い部類に感じました。
 普段から軽いバイクに乗っている自分でも軽さを感じたので、結構軽い部類だと思います(付いているコンポやホイールなど全体的な事も考慮しないと何とも言えないので、あえて「このバイク」という書き方のほうが良いのかもしれないですね。

 そして、漕ぎ出し、変速をした時の音を聞いてみることに。高い剛性を持ったバイクというのは結構変速をしたときに「カンッカンッ」と高い音を響かせるのですが、このバイクも案の定変速の際にそんな音が聞こえてきました。
 踏み出しから力をダイレクトに駆動部分に伝えられているのをゆるい速度で漕いでいる中でもそれを感じました。

 そこからアップダウンのあるコースへ。
 クライム部分ではどんな印象をくれるのかな?なんて?思っていましたが、踏み出しをそのまま力に変えてくれるので、まさにレース仕様だと言えると思います。
 ただ、コルナゴのC60との違いは、走らせる感が少し薄いかな?という乗り味でしょうか。
 ダイレクトに感覚も伝えてくれますし、かなり素直にコーナーなども曲がってくれる、力も掛けるとかけた分だけ前に進ませてくれるのと、反応速度もかなりレンスポンス早く反応してくれるので、レースで使うなら充分過ぎるくらいのスペックだと思います。

 ただ、自分のようにポタリング程度なら多分力を吸い取られるような走り方しか出来ないと思うので、うまく活用できないかもしれないですね。所謂最初に力を出しすぎて後半ハンガーノック みたいな。

 今回のインプレ BOMAの VIDE proでした 

サイクルモードで乗った自転車のインプレ コルナゴC60

 今年の5月に行われたサイクルモード大阪に行ってきました。
 この会場で乗った自転車をこちらで紹介していきたいと思います。

 最初の1台目は、コルナゴのトップモデル C60です。
 コチラ↓



 コルナゴのC60というモデルは、見た目はかなり好きなのですが、一つ前のモデルC59からのインプレを見る限り、レースモデルということで、C59よりはマシになっているというのをいくつか見ていたのですが、実際はどうなのでしょうか?

 試乗コースに出てみて乗ってみることで確かめてみたいなという気持ちがありました。
 簡単なセットアップだけしてもらい(サドルの位置だけですけどw)、いざ試乗コースへ。
 まずは、重さ。 ボトルケージなどが付いていない現行での重さは、普通(多分通常の自転車の中では軽いクラスに入ると思います)。
 コンポはシマノのデュラエースが付いていました。
 普段自分が使うのはカンパニョーロのコンポなので、カンパを使う前にはシマノを利用していたのでどの程度どう進化したのかを見る機会にもなりました。

 話は少しそれましたけれども、早速コースで乗ってみることに。
 印象としては、まず漕ぎ出しは軽快だったことです。付いているホイールのおかげもあるのかもしれませんが、軽く踏むことでよく進むように感じます。
 ここで、一旦折り返して、アップダウンがあるロングコースへ進んでいきます。

 まずは、軽く下り、そこから登っていくのですが、ここでの印象が変わりまして、より進ませるように踏ませる といった印象に感じました。
 車体の剛性感と軽快な乗り味なので、どんどん踏ませて進ませる… まさにレースバイクそのものの味付けをしているのかなぁ~ なんて感じました。
 写真で見たとおり、フラットペダルでの試乗なので、引き足などが使えない状態だったので、そんな印象になったのかもしれませんけれども、いくつかインプレを見た通り…まさにこれこそレースバイク。
 のんびり走る? いや ガンガンに攻めるでしょ! そんな気にさせてくれるかもしれませんw

 今回はそんなC60のインプレをお届けしました。

2017年5月18日木曜日

乗っただけ自転車もケアが必要

 今日はメンテナンスに出していた自転車を引き取りに行ってきました。
 で、その前に事前に引き取りに行っても大丈夫なのかを最終確認のために預けていた先に電話をすることに。

 ここで軽いショックを受けることになるのですが…
 というのも、電話をしてみると店主より「電話を何度かしたけれども繋がらなかったんでどうしようかと思っていたんですよ~」という発言から始まりました

 内容はというと、スプロケットが経年劣化をしているので変えたほうが良い、同じくフロントも歯がかなり摩耗しているので変更したほうが良いという衝撃の事実でした…。
 私が使っているのはカンパニョーロという製品なので、シマノさんと比べるとお高めなお値段…。
 でもへたっているんなら変えるの一点しか無いので変更をお願いして、大体夕方6時ぐらいには出来ている予定だと聞いたので、それに間に合うようにお店に行くことに。

 自転車屋さんは結構少人数で運営している所が多く、馴染みの所も店主1人で切り盛りをされている店舗でして、到着したときはお客さん1人に対応している最中でした。
 まぁ、半分ぐらいは愚痴になるんですけれども、この店主、結構話が長い・・・・。まぁ、オススメして少しでもモノを買ってもらうことに注力したい気持ちはイタイほどよく分かるんですけれどもw
 そうこうしている内に飛び込みのお客さんがまた1人…。なにやらビンディング用にペダルの交換を依頼ということで。その作業の途中で、サイクルコンピュータの電池交換をしてくれだの、オイルを買いたいだのと…いくつか要求をしてタラタラと時間がまた流れ…結局聞いた時間より30分程度遅くなってからやっと自分の出番に…。

 店主いわく、まだ作業の途中であったようなので、止まっていた作業を再開。
 で、作業終了とした所で、店主チェックでちょろっと走りに出て行かれて、帰ってきてからどうもフロントの変速のキレが悪いとの事。
 フロントギアも交換したので、問題部分は後3種類ぐらいパターンがあったみたいで、一つはチェーンをアウターとインナーにガイドしてくれるフロントディレイラー 次に、フロントディレイラーを支えるタイム本体の台座部分、そして最後はクランクかな?とのこと。

 フロントディレイラーまでの交換となると、流石にまた金額が上がるので、どの選択肢なのかを見極めるため、店主が自ら乗っている自転車についているフロントディレイラーを一旦外し、私の自転車につけてみて検証を開始してくれました。
 その結果、部品を変えてもやっぱ少し変速具合がおかしいので、問題は台座部分にあるのだという事で落とし所が決着したかのように思いました。
 取り敢えず、そこから台座部分の金属(アルミ)を交換してもらって、もともと自分のについていたフロントディレイラーを付けて、もう一度試走へ。
 この時点でも自分でも確認をしたんですが、何かまだスパッと変速が決まらない感じが…。

 ここで店主のフロントディレイラーがもう一度登場して、乗り比べてみた所、スパッと変速が決まる事が確認出来たため、やっぱりフロントディレイラーもへたっているんだなと…(´Д⊂ヽ
 ここで店主いわく、ここで変えると、工賃が少しゴニョゴニョ~という事と変えなかった場合だとフロントディレイラーはヘタっているからその影響がまた台座にも広がってどのみち変えざるえなくなりますよと。

 まぁ、そこまで云われると… 変えるか!
 ということで、結局、フロントディレイラー、フロントギア、スプロケットにチェーンまで変更するという大出費に…。
 チェーンを交換したのは、多分3回めぐらいで、フロントギアは多分3年目ぶりぐらいだし、フロントディレイラーは6年目で初めて モチロン台座部分も今回始めての交換でした。

 この6年という期間で自分が乗った走行距離は、大体22,000キロなので、フロントディレイラーや台座はこれぐらいでダメになるのかなぁ~という感じですね。
 他、フロントギアは15,000キロ程度は目安かなと思います(多分)。

 ただこれも個人差、走る環境によって違ってくるので、一概には言えないと思います。
 特に、自分の場合は、ヘタリが遅かったみたいなので店主から「ようこんだけ乗って交換しないで済んでいたもんですよ」というお言葉まで頂戴しました。

 ただこのやり取りの時間は、8時過ぎ…
 半袖な自分には寒すぎ…

 帰りがけには、スパスパと変速を楽しみつつ帰る事にしてみたんですけれども、一部空回りというか一息ついてから変速する部分もあるので、明日改めて見てもらおうかな~~なんて。

 ある程度経年劣化もしてくるんですけれども、自分の気づかないスピードで徐々にヘタってくるので自分自身では感じにくい部分ですね。
 帰りの道でそれをすごくよく感じました。