2017年5月5日金曜日

自転車と身体の関係


 人間の身体とはよく出来たもんだとたまに思ったりします。
 自分でいうのもなんですが、もっと自分を信じても良いと思いますよ?w

 ちょっと変な書き出しかもしれませんが、自転車に乗っていてふとした瞬間に感じるのがこの「よく出来たもん」という印象です。

 というのも最初は合わないと感じていた自転車でも乗っていくうちに様々な発見があったり、身体が徐々に自転車に慣れてくる…という現象が起こったりもします。

 自分が通っているる自転車屋さんがあるのですが、
 そこの店主いわく「人間なんてファジーないきものなんで慣れていないと感じていても徐々に自転車に合ってきますよ」という言葉です。

 これはよくぞ言ってくれた言葉だなぁ~と思います。

 自分自身ではこれまで4台自転車を乗り換えてきていますが、それぞれの特徴の良さあるいは悪さというのは感じるのはあるのですが、それに「慣れない」ということは経験的には少なかったからです。

 ここはこの自転車のほうが優れているかも?なんて感じる面が無いわけではないのですがそれもひっくるめて「その自転車が好き」となってくるように感じています。

 誰しも自分にあった一台がほしいと思うものですけれども、自分の身体自身徐々に自転車に触れていく中で変化していくものなので、その時に合ったものと思っていても徐々に乖離していく可能性すら有るわけです。
 変化していかないことなど何もないと自分の中では思っています。

 何かしら知らず知らずに変化していくもので、ある地点で立ち止まってから振り返ってみるとそれに気づくパターンかなと思います。

 何事にもやはりある程度「期間」というのが必要と思います。
 徐々に慣れていく中で「無意識化」出来る部分もありますし、長い時間乗っていても新しい発見も中にはあります。
 やっぱりものを言わない物体には変わりがないので・・・という言い方は身も蓋もないのかもしれませんが、そこに帰結する部分というのは大きいのかなと漠然と感じたりもします。

 最後は身体との相談でいかようにも乗り方に変化が出てくるように思います。
 よく自転車の性能を100%に・・・・なんて言葉を聞いたことってないでしょうか?

 今乗っている自転車は4年ぐらい乗っていますけれど、タブンまだ100%の力を引き出しきっていないように思います。それぐらい引き出しといいますか、様々な事を感じさせてくれる1台です。色々な自転車の用途(グランフォンド用や初心者用、レース仕様等など)がありますが、それらに合わせた走りを自分がしているのか・・・。例えば、グランフォンド用でも一般のレースに参加することもあれば、レース仕様でもレースばかりで利用することも少ないでしょう(自分の場合もレースをホトンドしないけれどもバイクはレース仕様です)。

 それでも、レース仕様バイクに乗っていると普段でも急加速などでも十分対応出来ますし、スプリントでも多分バイク自体は対応出来るでしょう(後は本人次第でw)

 これが例えばグランフォンド用を使っていると、安定性を主眼として作られているのでグランフォンドなどの長距離を乗る場合なら目的に適っていますが、これでレースなどで利用する場合なら少し難しさがあるかもしれません。
 これもある程度の慣れで加速をすることが出来るかもしれませんが、ある程度バイクの限界を超えることはまず出来ません。
 友人がグランフォンド仕様のバイクからレース用のバイクに乗り換えた時、それまで加速するときに自分では加速していたつもりでも、新しいバイクに変えてからの加速はこれまでのバイクが「もったりとしていた」ことに気づいたそうです。

 新しく乗り換えたときに何かしら知見が得られると、また違った世界が見えてくるもんです。
 ただ、ロードバイクは金銭的な敷居が高いのでおいそれと何台もコレクション出来るわけではないのですが…。ただ、何かのきっかけでこれまでとは違ったバイクが手にできる機会があればぜひ乗り比べて、どっちのほうがより自分に合っているかどうかなんて感じてみても良いのかもしれません。

 

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